お知らせ

「妊婦の新型コロナ対策」の「福井モデル」と「新福井モデル」構築に向けて

福井県では既に4月23日より、特に産科医療機関において、分娩時の感染拡大を防止することを目的に、①福井県における新型コロナウイルス感染症妊婦の役割分担(図1)、②福井県における新型コロナウイルス感染症疑い妊婦の診療フローチャート(図2)、③分娩取扱い施設の診療制限(分娩停止)を想定した対策(図3)を設けて、出産が近い妊婦についてスクリーニングを目的としたPCR検査を実施してきました。

 


図1

図2

図3


 

多くの地域では、そもそもエリア内の役割分担やゾーニングがなかなか進まないため、
大規模病院や大学病院は、入院・手術患者全員に、自前でPCR検査を実施したり
中小施設は、陽性患者の受け皿がないので、スクリーニングを諦めている現状の中で
皆さまのご協力のお陰で、福井県は「妊婦の新型コロナ対策」の「福井モデル」を構築することができました。

 


この事業を行い2ヶ月が経ちました、妊婦への新型コロナPCRスクリーニング検査の新運用に関するアンケートを各医療機関に行いました(図4、5)ところ、今後は各施設で行いたいという意見が主でした。今後この意見をもとに新たな福井モデルを構築していく予定です。


図4

図5


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