お知らせ
子宮頸がん検診未受診者に対する自己採取HPV検査(2022年)のご案内
子宮頸がんは性交渉で感染するHPV(ヒトパピローマウィルス)が原因ということがわかっています。
子宮頸がん検診は、このHPVの感染が持続し、数年から10年以上経過して子宮頸部の細胞の変化が起きたものを見つける検査で、早期発見にとても役立ちます。そのため、20歳になったら2年に1回子宮頸がん検診を受けていただくよう、市町からご案内が送付されています。
日本人における子宮頸がん検診の受診率は約42%で福井県も同様です。病院に行かないといけない、内診台に上がるのがいやなどの理由で受診したくない方も多いかもしれません。
増加し若年化している子宮頸がんにより、妊娠前に子宮を摘出しないといけないケースもあり、子宮頸がん検診をぜひ受けていただきたいと思います。
今年度、池田町、越前市、おおい町、大野市、勝山市、坂井市、鯖江市、福井市、南越前町、若狭町にお住まいの30歳の方で、過去5年間に市町からご案内している子宮頸がん検診を受けておられない方を対象に自己採取HPV検査(自分で自宅で検査するウイルス検査)の臨床研究を行います。ご案内は、市町の封筒で送付しておりますが、封筒には下記のようなシールが貼ってあります。
前述の通り、これは子宮頸がん検診ではありません。子宮頸がんの原因となるHPVがいるかどうかを見る検査です。HPV検査が陽性・陰性にかかわらず、子宮頸がん検診を定期的に受けていただくように、よろしくお願いいたします。
2020年度、越前市、大野市、勝山市、高浜町にお住まいの30歳代で5年間住民検診を受けておられない方に、また2021年度は、越前市、大野市、勝山市、坂井市、鯖江市、福井市、若狭町にお住まいの24歳の住民検診を受けておられない方にご案内し、多くの方に自己採取HPV検査を受けていただきました。
この検査をきっかけに、子宮頸がん検診を受けていただき、前がん病変の早期発見につながり、治療を受けられている方もおられます。
下記で、福井大学医学系研究倫理審査委員会で承認を得た臨床研究説明書と、この研究で使用する自己採取HPV検査キット(エヴァリンブラシ)を確認することができます。
どうぞご覧ください。
※自己採取HPV検査を申込時に、確認メールが届かない方がおられます。
携帯電話のメールアドレスを入力される方は、
予めドメイン「hpv-selfcheck.jp」からのメールを受信できる設定にしてください。
また確認メールが最長1日程度後に届くこともあります。
ご不明な点は自己採取HPV事務局0776-61-8392までご連絡ください。
※自己採取HPV検査キットが届きましたら月経時を避けて速やかにご提出ください。
※2022年度自己採取HPV検査の締切は、9/20(火)となっております。
9/20(火)までの申込の場合は、検査を提出していただいた後スムーズに結果を送ることができます。
自己採取HPV検査の申込は、10月末までお受けしますが、
結果の送付にお時間をいただく場合があります。
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